第1129回MS 『シードル事業を起業するまで』
司会進行:柿沼瑞穂 会員
朝の挨拶:武野雅明 幹事 :第一条「日々好日」
会長挨拶:平岩陽子 会長
入会セレモニーを行いました。
7月7日は五節句の一つ七夕でした。夜、星が良く見えました。七夕の寓話を主人と話すきっかけとなりました。
万人幸福の栞を毎週読むことで、家庭や職場の様々な場面で人の話を受け入れられるようになった自分がいます。
講話:『シードル事業を起業するまで』
原田尚美 やまぐちシードル 代表
「やまぐちシードル」=リンゴのスパークリングワインの商品企画、ブランディング販売しています。(シードルはリンゴ果汁+酵母→発酵させて作るお酒です。)
令和4年度ふるさとづくり大賞(総務大臣賞)などを受賞しました。
京都・大阪で就職していましたが、やりがいを見いだせずにいた中、ワインが好きな人とのつながりの中で、栄養学を学ぶ傍ら有機野菜を使った料理を学ぶようになりました。
更に、ブドウ農家さんへのボランティア活動や様々なワイナリーとの出会いの中で、小規模でのワイン醸造の可能性を知りました。
「農」「食」「人」をつなぐことを生業にしたいと思う中、農村ビジネスモデルの地域おこしのことを知る中、山口での実現の可能性を見出しUターンを決意しました。
その中で、「シードルを作りたい!」というリンゴ農家の方と出会い、自分のワイン醸造への思いが合致し、ビジョンが明確化できました。
地域おこし協力隊員に着任後2019年に創業、2020年に商品完成しました。
山口の海の幸・山の幸に合う商品開発。台風の影響で落下(被害)したリンゴを買い取ってシードル活用。摘果(間引き)したリンゴの活用など種々の試行を行っています。
自分にしかできない仕事として、山口の食文化をもっと豊かで楽しく美味しい~地域資源を活用した高付加価値ブランドを確立して活気ある地方にしたいと展望しています。
誓いの言葉:安元 崇 幹事
参加者 32社 34名(自単会 26社 28名)未会員 2社 2名
次回7月16日(火)のモーニングセミナー会場は山口グランドホテル 3F「ヒスイ」です。