本日の256回萩市モーニングセミナーの講話は、「出足を鋭く、引き際は早く」のお題。
講師は、宮内秀樹 倫理研究所 中四国方面長でした。
このタイトル、大河ドラマで信玄や家康等、戦国名将も言いそうな兵法用語の響きがあり、
個人的にも興味津々でしたが、実は、純粋倫理でよく言われる、
(大きなことから小さなことまで、)気付いたことを素直に「即(実)行」、「即(中)止」するということです。
講話に先立ち、河村会長あいさつ、烏田副会長からは、
スマホ画面を奥さん等、愛する大事な人の笑顔を画面にする即行の実践談が語られました。
「ビジネスで画面に目を止めた相手といい話題が広がった」、
「いつも『ウワキモ』という妻が、まんざらでも•••」 続く講話。
まず、早起きの実践極意から•••。
「まず前日、『明日必ず早起きする』と決心すること。」、
「目が覚めたらぐずぐずせずパッと起きること。」••••と。
これって、昭和の昔によく言われていた「断じて行えば鬼神も避く」(出典•史記)の今Ver.か•••、
とうなづいていると、続いて講師から「熟慮断行」の言葉が•••。
「グズグズ」と「熟慮」は違うのだな•••と、その奥深さを噛みしめていると、
今年の大河ドラマで大話題になった信玄ワード「勝者は、まず勝ち(の構想を描ききっ)て、
その後戦いを求む(断行する)」がフッと思い浮かび、重なりました。
最後に、ゴルフ通の講師から、故杉原輝雄プロの逸話が紹介され、講話は閉じました。
勝負には直接関係なさげでも、「この方が、気持ちええでっしゃろ(関西弁)」と、
いつもゴルフ場でゴミ拾いを実践していた杉原プロ。
ご逝去の後、スポンサーから「また契約させてください」と、棺に契約書が納められたとのこと。
これまた、昔の「積善の家には余慶あり」の今Ver.。
日常実践の極意、そしてその大きな効果を学んだMSでした。
レポート:田中 裕一 幹事
参加 29社 31名 当該単会 26社 28名