前夜の基礎講座：「第17講　実践の要件」に続いて、今朝は福岡県の大津正和法人スーパーバイザーによる講話でした。

16年前に入会して3か月目に福岡市東倫理法人会会長、平成18年から3年間福岡県倫理法人会会長を務められました。県会長時代にリーマンショックによる影響で自社の売り上げが大幅に落ちる中、事業見直しを図り会社再建と同時に福岡県倫理法人会4000社も達成された時の大変な苦労話。その時に学んだ、「すぐする。」ことの大切さや、活力朝礼を取り入れて、事故を減らし、買い取った赤字事業所を黒字化しただけでなくモデル事業所にまで作り上げた実践体験を通して、活力朝礼の重要性を学ばせていただきました。

参加者２３名

9月からモーニングセミナー会場としてお世話になっている湯田温泉「梅乃屋」さん周辺の清掃を行いました。 　湯田温泉街は、日頃から地区の方が街をきれいにされていて、落ちているごみは少ないのですが、時期的に雑草がはびこっているところがありました。 　参加された会員の皆さん、ありがとうございました。

会長挨拶の中で、辞令交付式に出席できなかった幹事の皆さんに辞令交付式が行われました。役員の皆さんのおかげで、少しずつモーニングセミナーの参加者が増えてきています。

さて、本日の講話は、セミナーハウスY’s代表、山本祐加広島県倫理法人会女性委員長でした。

人の名前が出てこない、物忘れが多くなってきたと感じる私にピッタリのテーマ「人生が変わる脳の使い方」でした。

アクティブ・ブレイン・セミナー認定講師の山本祐加さんは、記憶術というよりも人間学、考え方を学ぶセミナーを開催され、自分がどうありたいのかを学んでもらう講座だそうです。

言葉や文字で覚えようとするのではなく、映像で見ることによって記憶に残すことが出来る！

一朝一夕にはいきませんが、映像を関連付けることを意識してみようと思いました。

参加者４２名

会場が「梅乃屋」に代わり、安元新会長の下でスタートした新年度初日の「万人幸福の栞」は、幸先良く第一条でした。緊張の新会長挨拶でしたが、橋本副会長から始まった新役員スピーチは、それぞれの個性を活かした頼もしい内容でした。

これから1年間、よろしくお願いします！

8月26日に開催された県朝礼コンテストに山口市倫理法人会代表として出場したおひさまランド（平岩陽子代表）の優勝を橋本副会長が紹介され、原田県会長から表彰状とトロフィーの授与式を行いました。

さて、平成29年度最終モーニンングセミナーは、「会長職３年を振り返って」と言うことで、永田博会長の講話でした。

突然受けることになった会長職に戸惑いながら、重要な行事である倫理経営講演会の３日前に事件が起こった話から始まりました。１年目は、事業所の社員による不祥事！そんな苦しい時にモーニングセミナーの講話で習った絵手紙を書き始めたことから精神的に立ち直り、不祥事を受け止め事業の見直しにつながり業績が改善したことに今では感謝の気持ちを持てるようになったそうです。

２年目にも苦難があり、そこから逃れたいと思う中、「もう１年会長をすると結婚できるよ。」と垣内参事からの勧めが現実になり、嬉しい結果になりました。

３年目の災難は、やはり倫経の３日前に起きました。宿泊中のホテルの部屋で夜中に転倒して左目の上を８針縫う大怪我をしました。痛みと腫れがある状態で迎えた倫経での会長挨拶などいろいろ苦難もありました。それでもモーニングセミナーではいつも笑顔で出迎える姿は皆さん印象が強かったようで、今朝は５１人の参加がありました。形から入っていた自分でしたが、「心が先」に気づくことが出来ましたと締めくくられたすばらしい講話でした。

参加者５１名

歌手・作曲家・ラジオパーソナリティとして活躍中の“ちひろ”さんの講話でした。

千尋さんは山口市出身で童謡詩人金子みすゞの詩に曲をつけ歌う活動を中心に全国各地や海外でコンサート、講演を行っています。カープ公式戦での国歌斉唱や東日本大震災後は仮設住宅を訪問しボランティアで歌う活動を毎年続けられているそうです。それがきっかけで被災地の高校ラグビー部歌を作ることになり、歌によって生徒の意識が高まり花園出場に繋がったエピソードも紹介して頂きました。また、山口市や長門市の防災無線でちひろさん作曲の歌が流れています。「月でひろった卵」のCMソングは聞かれたことがある方も多いと思います。

さて、金子みすゞを歌って14年の間。その間に多くの人と出逢い、「人と人とのふれあいが一番の幸せ」と言われるちひろさん。優しい歌声だけでなく、自分が伝えたい思いを最後まで伝え続けたいと話された内容は、「万人幸福の栞」に書いてあることがたくさんある感動のモーニングセミナーになりました。

参加者２９名

台風5号の直撃が危ぶまれましたが、影響はほとんどなく講師の田村専任幹事には、予定通りに柳井市から来ていただくことができました。

会長挨拶に続き、平岩陽子県女性委員長の富士山頂モーニンングセミナーについての感想です。準備段階での苦労、そして昨年と違って悪天候の中一人の脱落者もなくモーニンングセミナーを行うことが出来た達成感。爽やかな笑顔でした。

さて、本日の講話は柳井市倫理法人会　田村賢治専任幹事です。いつも気配りをされ、気さくに声をかけていただくだけでなく、柳井市倫理法人会をしっかり運営されていることで、その要旨を聞かせていただきたいと講師をお願いしました。子供の頃、兄弟も多く、また病気をしたりで、かなり苦労されたということで、銀行に勤められてからこれまで「出会いに感謝」を通して現在があることを聴かせていただきました。奥様や先輩後輩、人だけでなく言葉や手紙などの文章にも励まされた経験を大切にされています。

ますます、田村専任幹事を見習って単会の運営をしていこうと思いました。

参加者27名

いつも明るく挨拶をされる中村晃子さんの講話でした。

個と場「ことば」をつないで夢を現実にしたい！出会った人の手伝いをしたいと、胸に秘める熱い想いを話していただきました。

生まれは大阪で、寿司店を経営するお父様と会社員のお母様の次女として生まれ、店の看板娘だから挨拶をしなさいと育てられたそうです。お母様が仕事をされていた関係で、お父様と過ごす時間が長く理想的な父娘関係を築かれていたように感じました。しかし、小学校３年生の時に突然お父様が亡くなられ、お母様の実家がある山口県に転居されたそうです。

中村さん曰く、「ちょっと変わってる子」だった子供の頃から控えめだったそうですが、就職先の社長さんとの出会いとひと言で「喜働」スイッチが入ったそうです。「何をするかより誰とするか。」と夢を大きく持って生きていかれている素敵なお話でした。時間の都合で見ることが出来なかった紙芝居（神芝居）は、交流会の場でお願いすることにしました。

参加者２４名

第815回ＭＳ　(一社）倫理研究所　研修部研究員　山下　幸平氏　　テーマ：『喜んで働く職場を作る』

今朝は、「専任幹事の１年を振り返って」と安元専任幹事のスピーチから始まりました。「会長と心を合わせ」を意識してきたことで、役員の皆さんの意識が変わり明るくなってきたことについての話でした。

講話は、３３歳と若い研究部　山下幸平研究員です。お母様が家庭倫理の会に行かれていたことで中学生の頃から２０年の経験があるそうです。

経験が長いこともあって、ゆっくりですが力強い口調は、説得力がありました。

16歳の少年と勤務先の店長との話、先輩研究員が退職後に勤められた勤務先での話。挨拶や清掃を勧めたことで会社内が明るくなり売り上げが伸びたことなど２つのエピソードから会社で働く全員が喜んで働く職場づくりに役立つ話を聞くことが出来ました。

参加者２２名

第814回ＭＳ　(株)合同　山口県　朝礼委員長　石橋　貴雄氏　　

テーマ：『栄光と挫折、そして生まれ変われた事に感謝！』

　山口県倫理法人会朝礼委員長を２期務められている石橋貴雄氏の講話でした。的確な委員会運営、朝礼基本マスター研修では厳しい講師も務められ、仕事も一筋に努められているものと想像していました。

高校時代は吹奏楽部で活躍し、全国大会で金賞受賞や日本代表としてアメリカに遠征されたこともあるそうです。

卒業後務めた会社では、東京ドームの天井のテント設置に関わるなどされていましたが、夢を追い転職したことから人生が一転し借金を抱えるなど苦労されたそうです。その後、結婚を機に柳井に定住してからは、ダスキンでこの道一筋、現在の仕事を貫かれています。「ダスキン経営理念の実践（倫理実践）で生まれ変われた！不安定なデコボコ人生が、安定した人間らしい生活と、右肩上がりの人生へ変わった！」（講師プロフィールより）と、実直な人柄を貫かれていると感じました。

職場では、厳格な朝礼を実施されています。会社のコンプライアンスを紹介され、「相手の身になって考え、行動する事」「損と得とあらば損の道をゆくこと」の部分に感銘を受けました。

参加者２８名

ピカピカに磨き上げる靴磨きの実践で、心も磨き上げられている河合さんにふさわしく、本日の「万人幸福の栞」輪読は、１１条「物はこれを生かす人に集まる」（万物生々）でした。

小中学生の頃いじめに合い、たくさんあったコンプレックスをノートに書きだしてみると、なんと、２１４！

しかも、お父様を病気で亡くすなど辛い思いをされましたが、「今にみていろ！」と反骨心を持って高校で始めた柔道で自信を持ち始め、２５歳で人生の師匠との出会いから自分を変えることで起業出来た経験を話していただきました。

師匠の教えは、「変わること」と「他喜力（たきりょく）」。「毎日、意識的に違うことをしていく。」「成功は、人の喜びに比例する。」と、実践し続ける河合さんは、「辛い経験があっての自分」だと、控えめながらも自信に満ち溢れた素晴らしい講話でした。

参加者４０名

第812回ＭＳ

宇部フロンティア大学　特命准教授　内田　鉄平氏

テーマ：『虎屋の饅頭から学ぶ』江戸時代の商売繁昌の秘訣

宇部市を中心に古文書講座や歴史講座を開催されている宇部フロンティア大学特命准教授内田鉄平先生に『虎屋の饅頭から学ぶ』江戸時代の商売繁昌の秘訣をテーマに講話をして頂きました。

内田先生は、市内の文化財調査や教育委員会のもとで文化財保護指導もされていて、文化財の保護、活用についても貢献されています。講話は、

「虎屋と言っても羊羹のとらやではありません。」との説明から始まりました。

現代にも通じる江戸時代の商売繁盛の秘訣を饅頭の虎屋を例えての内容です。饅頭の虎屋は大坂高麗橋近くにあり、庶民の旅行ブーム、中でもお伊勢参りの途中に大勢のお客さんが押し寄せていたそうです。新聞もインターネットもない江戸時代にどうやって全国からお客が押し寄せる繁盛店になったかと言う話は、事業を営む私たちには興味のあるところです。

お伊勢参りの途中に立ち寄った人の口コミはもちろんですが、「守貞謾稿」「見立番付」、なかでも十返舎一九の「東海道中膝栗毛」で紹介されたことで名前が売れ出したそうです。また、商売敵として東雲堂の大手饅頭（岡山の大手饅頭ではありません。）が売れるも結局虎屋の勢いに押され天保末期には廃業したことも残っているそうです。

そして驚いたのは、大坂の名所を取り上げた「浪花名物　富貴地位座」での虎屋の記載に「饅頭切手」とあり、贈答用の饅頭のギフトカードは当時でも珍しく、ほかにも店先の人目に付く場所での店頭販売など現代にも通じる方法を江戸時代の人も考えていたことでした。古文書などを通して、地域の伝説や歴史を産業に結び付けたり、名物も観光の資源にしていた先人の知恵を再考することは、現代に活かすきっかけになると思いました。

藤澤事務長からの連絡事項は、

「９月から山口市倫理法人会のモーニングセミナー会場が梅乃屋に変わります。」

参加者31名